まずはアクアリウムを始めよう!

ようこそ!とまとアクアリウムへ!
当サイトのメインコンテンツ(予定)は、アクアリウム関連です。
私自身いざアクアリウムを始めようとなった時に、何が必要でどういう風に進めればいいかわからずネットで調べながら進めていきました。
しかし、ネット上にあるアクアリウムの情報は、正直言ってレベルが高すぎて初心者には再現が難しいものが多く沢山失敗をしました。
ですので、アクアリスト歴2年足らずの私の実体験と現在所有している二つの水槽の画像などを使って、初心者の方でもまずはアクアライフを始める事が出来る、多少慣れれば再現できる様にお話をさせて頂きます。
アクアリウムに最低限必要な物
まずアクアリウムに必要な物は
- 水槽
- 水槽台
- ろ材
- ろ過フィルター
- 水温計
- ヒーター
- サーモ
- エアレーション(ブクブク)
以上が必要最低限の機材です。

リストの中の赤文字はなんだろう?
この赤字は実はアクアリウムの規模などによっては必要ないんです。
極端に言えば水が入れられる物があれば水槽すら必要ではありません
ですがこのサイトに来ていただいた方の大半は
こういうタイプの水槽をイメージしていると思いますので、まずはこの一般的なアクアリウムについてお話させていただきます。


そもそもどんなアクアリウムにするのか
一口にアクアリウムと言っても様々です。
- 淡水魚用
- 海水魚用
- 水草用
-
その他の水棲生物
この他に私も一台所有しているアクアテラリウムなんてものもあります。
私は淡水魚とアフリカヒメツメガエルを飼育している水草水槽と、淡水魚を飼育しているアクアテラリウムしか経験が無い為、海水魚に関しては申し訳ありませんが現状ご説明が出来ません。
いつかミナミハコフグを飼いたいんですけどね

可愛い…けど海水水槽は管理が大変だからね
他に必要な物は無いの?
正直言ってめちゃくちゃあります!
最初から全部をそろえる必要は無くても、きっと欲しくなってしまう物が沢山あります。
- 照明
- 底床材
- 水槽用の蓋
- 水換えバケツ
- 水換えタンク
- 水換えポンプ
- 掃除用具
他にも色々ありますが、この辺りの備品についても別の記事にて紹介させて頂こうと思います。



水槽の立ち上げ方
何よりも、アクアリウムを始めるには水槽を立ち上げるのが第一です。
どんな魚を飼いたいか、どんなレイアウトにしたいかを考えて、水槽を選びましょ う。
水槽によって飼育できる魚の数も変わってきます。
ひとまず一般的な熱帯魚水槽を立ち上げる物として順序を説明します。
- 水槽を水槽台の上にセットし水平を取る。
- 水槽の中に底床材を敷く、一般的には4~5cm程度。
- 底床材が浸かる程度まで水を入れる。
- 水草を植える場合はこの時点で植える、種の場合は撒く。
- 流木等のレイアウトが必要ならば設置する。
- レイアウトが崩れない様に優しく水を入れる。
- ろ過装置を取り付けて、水を循環させながら1週間ほど放置する。
- パイロットフィッシュを投入し水替えを行いながら水質を安定させていく。

結構手順が多いんだね。
確かに多く見えますが、7番目までは1~2時間で終わらせることができます。
ただし、7番目で1週間ほど放置とあります、この期間で水槽の水を飼育水へと変えるのです。
- 水槽、ろ材、ろ過フィルターの部品、底床材は水道水で洗っておく
- 底床材を入れないベアタンク方式もある。
(金魚などの糞が多い生体の場合に掃除がしやすい) - 水槽内に入れる水は水質調整剤を入れる等、カルキ抜きをしておく
- 水草の草原を作りたい場合は④の工程の後にしっかりと定着するまで待つ必要がある。
- 流木のアク抜きが必要なら事前に行っておく(煮沸や付け置き)
- 水槽に水を入れていく際に目の細かいじょうろを使うとレイアウトが崩れにくい
水槽の水を飼育水へと変える
水槽の水、ほとんどの人がカルキ抜きをした水道水だと思います。
まず大前提として魚はカルキ、つまり塩素の入った水道水では生息出来ません。
その為最低でもカルキ抜きを使用するか、溜め水を24時間以上放置してカルキを飛ばさないといけません。
このカルキ抜きの知識については恐らくほとんどの方はご存じだと思います。
しかし幼少期、お祭りの金魚すくいで取った金魚を持って帰り、カルキを抜いた水で飼育していたのにすぐ死んでしまった。
そんな経験をなさった方も多いのではないでしょうか?
例に漏れず私もそんな経験をした昭和ボーイの一人なのですが、アクアリウムの知識を知るにつれて、そりゃそうだと納得出来ました。

バクテリア…名前を聞くと悪いものなイメージだけど、生体を飼育する為にとても重要なポイントなんだね。
バクテリアはその有害物質を分解してくれるのです。
バクテリアはろ材などの小さな穴に入り込みその数を増やしていきます。
フィルターは物理的なろ過とバクテリアの住処となって生物ろ過をする為にも必要なのです。
パイロットフィッシュを入れる
水槽の水を空回しして1週間ほどしたら、次はパイロットフィッシュという安価で水質の変化に丈夫な魚を飼育していきます。
水槽のサイズによって初期の飼育数は変わりますが、10Lに対して1匹が目安、60L水槽で6匹くらいと言われています…が、10匹で問題ないです。
パイロットフィッシュを投入する事によって、水質に異常が無いかの確認をしつつ、バクテリアの餌である糞をしてもらい、さらにバクテリアを増やして飼育環境を整えます。
パイロットフィッシュは基本的に安価でどこのアクアショップでも販売している魚を選びますが、その後もその水槽で飼育していく事になると思いますので、自分の思い描く水槽に合う魚がいいですね!
よく選ばれるのはやはりネオンテトラだと思います。
画像は私が初めて生体を導入した日の画像です。
群泳していると本当に美しいキング・オブ・熱帯魚だと思います!
飼育していく中で気を付けるのは、餌の食べかすが出過ぎ無いように気を付ける事でしょうか。
魚の餌の適正量などは様々な意見がありますが、私は一日一回、魚の目の大きさ分だけあげるのを目安にしています
パイロットフィッシュの飼育をしながら水替えを行っていく
パイロットフィッシュの飼育を始めてから1週間ほどは基本的に毎日水替えを行います。
その後2日に一回切り替えさらに1週間、そして3日1回に切り替えるタイミングで私はパイロットフィッシュを倍に増やします。
これについても、一か月はそのまま飼育数を増やさない等の意見もありますが、私はこの方法で一匹も欠けることなく立ち上がりました。
そして、さらに1週間経過したら、水質を確認しながらですが、水替えの周期を一週間に1回に切り替えます。
水槽の立ち上げ完了、好みの水槽に近づけていく
ここまでくればバクテリアも随分と定着し、ある程度水質が安定してきていると思います。
あとは飼育する魚の種類を、混泳できる範囲で増やして行きます。
まとめ

良いアクアライフを!
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